MEDICAL
産科
生殖器系疾患【去勢手術】

生殖器系疾患【去勢手術】の代表的な症状

  • 症状は一般的に見受けられません。

去勢手術のメリット

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去勢を行うことで以下の病気の発生率の低下を図ることが出来ます。

・前立腺炎:前立腺における細菌感染に伴う炎症。

・精巣腫瘍:精巣における腫瘍。

・肛門周囲腺腫:肛門付近で分泌物を生成する細胞の腫瘍。

また、去勢を行うことで男性ホルモンの分泌を抑えることが出来ます。その結果として、次のようなことが期待できます。

・マウンティング等の問題行動の抑止

・発情に伴うストレスの軽減

当院の去勢手術の特徴

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手術のリスクについて

去勢手術は一般に広く行われている手術であり、難しい手術ではないとされていますが、全身麻酔を行う以上、まったくリスクが無いとは言い切れません。

ただし、本院では今まで去勢手術での死亡事例はございません。(ただし、上記の通りリスクは少なからずございますので、必ずしも大丈夫とは申し上げられません。)

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エリザベスウェア・エリザベスカラー

手術に伴い、傷が出来ます。術後に抗生物質を投与させていただきますが、この傷を舐めてしまうと感染が起こり、化膿してしまいます。こういったことが起こることを防ぐために、エリザベスカラー・エリザベスウェアを着用してお帰り頂きます。

乳歯抜歯等と併せて

乳歯が残っていた場合、将来的に歯周病を起こすリスクが上昇します。そこで、去勢手術において麻酔をかける際に併せて乳歯の抜歯や歯石除去等の歯科処置を行うことをお勧めさせていただいております。

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    去勢手術に際して同時に歯石除去を行った犬の口腔内 [歯科処置前]

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    去勢手術に際して同時に歯石除去を行った猫の口腔内 [歯科処置後]

術後ケア

手術4~5日後に傷のチェック、さらにその1週間後に抜糸をさせて頂きます。

その際に、術後の過ごし方等で何かご不明点・ご不安な点がございましたら改めてご説明させていただきます。

当院の手術の流れ

診療の流れ

当院では術前にしっかりと問診と身体検査を行い、飼い主様の不安と疑問が解消できてからの処置となります。少しでも不安や疑問がある場合は何でも聞いて下さい。解決できるまで何度でも説明します!

以下から手術写真ですので、苦手な方は見ないようにしてください。

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    初めての来院時

    去勢手術を行う日程を決めます。

    また、去勢手術に関する疑問点等についてもご質問頂ければ、丁寧に回答させて頂きます。

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    術前検査

    手術当日、お預かりして血液検査・レントゲン検査を行い、麻酔をかけてもリスクが低い状態であることを確認します。

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    手術

    お腹の毛を刈らせて頂き、消毒したのち、手術に移ります。

    麻酔薬の投与からおよそ20分で手術は終了します。

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    会計・次回予約

    手術翌日のご帰宅の際にお会計頂きます。

    また、その際に術後の再診予定についてお話させて頂きます。

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